子どもたちと「つながる」教育が今必要な時!
~遠隔教育と紙ベース学習のバランスを図りながら~
学校は、現在を「有事(緊急事態宣言)」ととらえ、
遠隔教育導入に向けてネット会議用「ZOOM」アプリをテスト活用しています。
週に2回から1回(15分から30分強「遠隔学級会」)ですが、
予想以上に7割~8割の子供たちが参加しています。
この遠隔学級会の狙いは、第一の目的は、子どもたちの安否確認です。
自宅待機の中では、安否確認を軽んじてはいけません。命最優先が教育の根幹です。
学校は、子どもたちに寄り添い続けます。
第二の目的は、仲間とつながることでの自粛ストレスの解消です。
第三の目的は、子どもたちと担任の先生との絆を強固につなぐことです。
先生たちも不慣れな中、接続トラブルも発生していますが、実践・研修を積みながら取り組んでいますので、上手くいかなくても当たり前と捉えるぐらいの寛容さをお願いいたします。
これからも本校は遠隔教育研修を積み上げ、先生一人ひとりが円滑にできるようにしていきますので、もうしばらくお待ちください。
心にとめていることは、2割から3割弱の子供たちが、
さまざまな理由から参加できていませんので、そういった子供たちには、
「電話家庭訪問」として、各担任から定期的にお電話を入れますのでご理解とご協力をお願いします。
さらに、コロナ対策として家庭訪問は控えさせていただいていますが、先生たちが、午後の時間帯に家の近くの公園や地域を巡っています。
交通事故、不審者、コロナ三密を心配しています。
先生を見かけたら、三密を避けながらお声掛けください。
困難を体験した子どもだからこそたくましく生きる力が身についたといえるような学校経営をしたいと決意しています。
これからの時代(特に今年)の学習は、オンライン学習と紙ベース学習の両輪で進めることが重要であることが明確になりました。
学校からは、さまざまな情報をホームページやメール配信、Twitterで提供していきますので、日々ご確認ください。
先生たちから出される課題を積み重ねていくことが大事です。
継続することで達成感を味わうことができます。
今できることをしっかりやることが自信を育てていきます。
また、自分で自主的に学び続ける強い気持ちをもって日頃はできないことにチャレンジしてほしいと思います。
つまり、「とっておきの時間」にしてほしいのです。
今世の中は、学校や子どもたちに様々な支援してくれています。
無料のオンライン授業もありますし、ドリルやプリント等の提供もあります。学校で学ぶことができない今こそ、個性に応じた「学びの連続性」を発見し、創造していくことが大事です。
臨時休業が長期化している今、(学校が再開してから……)なんて待っていられません。
自ら律して、学びに向かう時だと考えています。
小学校校長